日本のラップ界をけん引するサイプレス上野(39)とロベルト吉野(38)が先日、7月1日リリースの結成20周年記念コラボEP「サ上とロ吉と」(キングレコード=2091円+税)をPRするため、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れた。


 上野は「俺のニュースソースは東スポ」と宣言し「ボンクラの唄 p.k.a 僕等の唄(東スポLUV)」という歌まで作る〝大の東スポ好き〟。ところが、この日は来社するなり、なぜか怒りを爆発させた。


「俺は20年間、毎日欠かさず東スポを購読している愛読者。なのにどうして俺たちの結成20周年記念コラボEP『サ上とロ吉と』の記事を載せてくれないんだよ!」といきなり食ってかかってきたのだ。


 応対した本紙記者がたじろぎながらも「上野さんのことは知っています。ちゃんと話してくれれば、記事を載せますよ」となだめると、上野の態度は一変。「載せてくれるんですか? よかった! このEPは全曲コラボ版で、ももいろクローバーZ、マキタスポーツ、奇妙礼太郎ら豪華アーティストたちが参加しています」と熱心にアピールした。


 さらに吉野も「印象的だったのが、ももクロとのコラボ。普段はラップとかしていないのに、サクッとやられてしまった。彼女たちのプロ根性はすごかった。俺たちみたいな野良犬ラッパーが、日本一のアイドルとコラボしている奇跡を聴いてほしいです」と笑顔で話した。