【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】アンジャッシュ・渡部建の不倫が報じられ、相方の児嶋一哉が今月12日、渡部がパーソナリティーを務めるラジオ番組に代役で出演し、謝罪した。

 事前にマスコミは「その発言が注目される」とはやし立てたが、有吉弘行は「されねえよ。大したこと言わないんだから。『すみません、すみません』って言うだけだよ。たいしたこと言わねえのが、児嶋さんなんだから」と一刀両断。

 ところが、児嶋の謝罪は心情を吐露し、とても内容の濃いものだった。

「(渡部が)僕なんかより全然売れてるっていうのもあって、やっぱりアンジャッシュの関係性的にも、なかなかアイツを叱るっていうのが立場的にもしづらくて…。あんまりアイツに何かを言うってことは、もうここ10年ぐらいなかったかもしれないですね」

 これを聞いていた爆笑問題の太田光は「児嶋もベーベー泣きやがって、情けないヤツだな、アイツもな。でも、格差っていうけど、『そうかね?』って俺は思ったけどね。アンジャッシュ、面白いのは児嶋の方だもんな」と児嶋を立てた。

 バナナマンの日村勇紀も「今日なんて、泣いちゃうしさ。そんな姿見たことないし…」。相方の設楽統は「『コジ、これ今、大変な時期だけど』って。ちょっとこんなことあんま言いたくないけど、頑張ってほしいなっていうのはある」とエールを送る。

 中川家の剛は、児嶋に思いをはせ、涙してしまったという。

「そういえば、この間、ラジオ聴いてたんですけどね。ちょうどその時、雨が降ってましたね。悲しかったわぁ。渡部君のラジオをね。ピンチヒッターで児嶋君が出てました。それ聴いてる時、雨がサーッて降ってて。僕、イヤホンして運転しながらだったんで。児嶋君が泣いたと同時に、僕も泣いて。ちょっと車止めまして。ハザード、カッチカッチってつけたまま、泣いてました。はよ行かなアカンのに」

 弟の礼二も同様だった。「俺も家で、1人でね。トイレで知らんけど聴いて。泣きました。やっぱくるね、アレはね。テンション上げなアカン、やらなアカンって言いながらも、言うてるうちに、いろいろ思い出したんやろうね、児嶋も」と、その心中を察する。

 前出のバナナマン・設楽には、心配事が一つある。「今はつらい。『頑張って』って気持ちはみんな思うところ。俺も同じなんだけど『マズい、このままいくとコジは生きない』っていう部分もあるなと思って。コジがいい人だとか、頑張れっていうところに押し上げられちゃったら、何にもできないから。コジは何かやった時に発揮しないんだよね。唇がプルプル震えてる、ただいる人になっちゃうよ」

 その後の児嶋の変化を見守りたい。
                                                 
☆プロフィル=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。PTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。