なんばグランド花月 110日ぶりに観客入れた公演再開 アクリル板に文枝「やすしさんの面会もこんなんでした?」

2020年06月19日 11時55分

NGK再開であいさつした桂文枝(左から2人目)ら

 新型コロナウイルスの感染拡大により、3月2日から公演を中止していた笑いの殿堂「なんばグランド花月」が19日、110日ぶりに観客を入れた公演を再開した。

 858席を有する同劇場だが、感染対策として1・8メートルの間隔をとり、112席の使用にとどめた。それでも、桂文枝(76)、西川きよし(73)、中田カウス(70)、桂文珍(71)がセレモニーに登場すると、満員の客席からは温かい拍手が送られた。

 アクリル板で仕切られた舞台に登場した文枝が「こんな板越しやと、面会に来たみたいやなぁ。(横山)やすしさんの面会もこんなんでした?」とボケると、きよしは「ここんとこに穴が開いてましてって、やかましわ」とノリツッコミで応戦した。

 そんな文枝は2月10日以来となる舞台(無観客配信を除く)について「せっかくの日に雨になりましたが、我々の業界では『降りこむ』と言って、お客さんに入っていただける、縁起がいいと言われている」とニッコリ。コロナと共存しながらの再開となるが「芸人というのはお客さんあっての笑い。どんな状況にあっても笑いを提供していく。それをたくましくやっていくのが芸人だと思っている」と言い切った。

 セレモニー後、トップバッターとして舞台に登場したのは、昨年のM―1チャンプ「ミルクボーイ」(内海崇=34、駒場孝=34)。アクリル板で仕切られ、マイク2本が用意された舞台に、駒場が「コブクロさんみたいですね」とボケると、内海が「コブクロに角刈りおらんやろ」とつっこんだ。

 漫才では鉄板の“もなか”ネタを披露したが、内海がもなかとマカロンを言い間違えると、すかさず駒場が「これが舞台開いた芸人の姿です」とつっこんで、笑いを誘った。