ジャーナリスト・門田隆将氏 北朝鮮情勢に警鐘「どうせ死ぬなら“食って死ね”があるから怖い」

2020年06月15日 16時53分

門田隆将氏

 ジャーナリストの門田隆将氏(61)が15日、ツイッターで北朝鮮情勢に言及した。

 北朝鮮は、韓国の脱北者団体が北朝鮮体制を批判するビラを大型風船を使ってバラまいたことに激怒。金与正朝鮮労働党第1副部長は「南朝鮮(韓国)と決別する時が来た」とし、軍事的な報復行動を起こすことなどを示唆した。

 北朝鮮の過剰ともいえる反応について様々な分析がされているが、門田氏は「北の韓国への軍事措置の示唆をどう見るか。94年の『ソウル火の海』発言以来“いつもの事”と捉える向きは多いだろう」と、多くは北にありがちな言動と捉えているとの見方を示した。

 北朝鮮と韓国は1994年に、北朝鮮の核開発をめぐる問題で対立。北朝鮮高官が「戦争になればソウルは火の海になる」と発言し、戦争への突入も危惧された。結果的に米国の介入などで最悪の事態は回避した。

 しかし、門田氏は今の北朝鮮は国内事情は当時より深刻だと指摘。「国連制裁に加えてコロナ鎖国がもたらした飢餓状態は96~97年の父・金正日の『苦難の行軍』時代を上回る。どうせ死ぬなら“食って死ね”があるだけに怖い」とし、コロナ過で孤立する北朝鮮が暴発寸前であるとの見解を示した。