小沢一郎氏「国民の税金をかすめ取る仕組みが常態化している」

2020年06月09日 15時40分

小沢一郎氏

 国民民主党の小沢一郎衆院議員(78)が9日、自身のツイッターを更新。安倍政権による新型コロナウイルス対策の問題点を改めて指摘した。

 まず挙げたのは、第2次補正予算案に計上された10兆円の予備費だ。「事前に使途を限定しない予備費に、何と10兆円。具体策を考えることを放棄し、馬鹿みたいに積んだだけ」とし「不測の事態に備える資金とはいえ、これほど大きな額を国会審議なくして政権が自由に使えるというのは財政民主主義に反する。無駄な予算に投入されかねない。国会と国民を明らかに馬鹿にしている」と危機感をあらわにした。

 続いては、全ての面でスピード感に欠けること。「2次補正の支援はいつ国民に届くのか。10万円給付、雇用調整助成金、持続化給付金すら全然行き渡っていない」と指摘すると「手続きが複雑なうえ、オンライン申請はトラブル続出。どこの自治体もパニックで疲弊。新たな支援を講じても混乱が増していくだけ。大事なのは、迅速かつ確実に必要資金を国民に届けること」と訴えた。

 にもかかわらず「総理は2次補正について、1次と合わせて空前絶後、世界最大と胸を張る」が、実際は「不透明な民間資金を想定に入れて膨らませた曖昧な額で、『真水』は3割も行かない」と指摘。「規模もスピード感も全く足りずに、この間、どれだけの企業が廃業し、雇用を消失させたかわからない。見通しが甘すぎる。危機感が足りない」と断じた。

 最後に「最大の問題」として挙げたのは「コロナ対策関連事業には、トンネル仲介業者がいて、国民の税金をまんまとかすめ取る仕組みが常態化していること」。この件については「今回の持続化給付金の20億円だけではない。氷山の一角。業者との癒着を疑われても仕方がない。補償は渋る一方で、コロナ危機を食い物にすることは絶対に許されない」と厳しく追及する構えだ。