藤井聡太七段 棋聖戦第1局勝利「最後の方は分からないまま指していた」

2020年06月08日 21時26分

対局後、会見に臨む藤井聡太七段

 将棋の藤井聡太七段が8日、東京・渋谷区の将棋会館で行われた第91期棋聖戦5番勝負第1局で、渡辺明棋聖(36=棋王・王将)に157手で勝利を収めた。

 対局後、会見に臨み「最後、かなり際どい展開になって時間もなかったので、最後の方は分からないまま指していたという感じだった」。それでも勝てたことで「まず先勝することができてよかった」と安堵すると「第2局までしばらく間があるので、しっかり準備したいと思う」と28日に行われる第2局を見据えた。

 渡辺棋聖については「中盤でいくつかこちらが思いつかない手を指されて、そういったところはこちらも見習わなければいけないところなのかなと感じた」という。さらに「普段の公式戦以上に、いろいろな方に携わっていただいて対局が実現しているんだなと感じた」と心境を明かした。

 なお、藤井七段はこの日、17歳10か月20日でタイトル戦に挑み、1989年に屋敷伸之四段(現九段)が棋聖戦に登場した時の17歳10か月24日を4日上回り、史上最年少記録を更新した。