Jリーガー槙野も「今度は俺がワッキーさんを救う番」と激励した人望とは。

 お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキー(本名・脇田寧人=47)が中咽頭がんの治療のため、8月末まで休養すると、所属先の吉本興業が7日に発表した。
 ワッキーは4月上旬に首にしこりのようなものがあるのに気づき、都内の病院で数回の検査を受けた結果、初期の中咽頭がん(ステージ1)と判明。担当医師と相談し、治療は外科手術はせず、放射線治療をすることになった。今後は治療に専念し、8月末まで休養するという。

 ワッキーはツイッターで「世間様が大変な時期に自分の事ですいません。明日8日から治療のため約2か月間入院することになりました。また皆さまの前に元気な姿をお見せできるよう全力で頑張ってきます!」とコメント。相方のヒデも「本人も前向きに治療に専念致しますので、温かく見守っていただけたら幸いです。復帰後のギャグをどうぞ楽しみに待っていてください」とつづった。

 ワッキーとヒデはともにサッカーの名門、市立船橋高(千葉)出身で、芸能界屈指のサッカー通。現役Jリーガーとの交友で知られている。

 浦和のDF槙野智章(33)はツイッターで「俺のサッカー人生で、ワッキーさんの言葉で救ってもらった 今度は俺がワッキーさんを救う番 あなたは、更に強く面白くなって帰ってくる!!」とエールを送った。

 お笑い関係者は「ベテランのキャリアながら『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレヒ系)などで若手に交じって新しいギャグを繰り出す強心臓、誰に対しても偉そうに振る舞わない、ブレない姿勢は先輩からも後輩からも慕われている」という。

 SNSでは「俺が知ってるワッキーさんは強い。めちゃくちゃ強い。だから圧倒的に勝って帰ってくるよ。マジで。愛してるよ!脇田さん!」(品川庄司・庄司智春)などと、後輩芸人が相次いでエールを送っているのも人柄のようだ。