小倉智昭「とくダネ!」勇退が東京五輪延期でパア 「花道に」のはずが…辞める気配なし

2020年06月05日 11時00分

本人が辞めると言わない限りフジも“朝の顔”小倉を降ろせない

 平日朝の老舗ワイドショー「とくダネ!」(フジテレビ系)で番組スタート時からメインMCを20年以上務める小倉智昭(73)の進退問題が再燃していると、ニュースサイト「デイリー新潮」が報じた。当初は東京五輪後に勇退するはずが、新型コロナウイルス禍による大会延期で話は白紙に。最終決定は今月中に出る見通しというが、本人はまだまだとくダネに居座りたいようで…。

 番組制作スタッフは今年1月、「小倉さんが東京五輪のキャスターを最後の花道に、『とくダネ!』から降りる」という話を耳にしたという。

「どこまで話が決まってたか分からないが、一部のスタッフの間では、後任は誰?と噂してたくらい。ところが、まさかの五輪1年延期。小倉さんは予定を変えて、『とくダネ!』の仕事を続けることになったらしく、番組責任者の方でドタバタあったらしい」

 降板話はこれまでにもたびたびあった。平日午後のワイドショー「直撃LIVE グッディ!」を仕切る安藤優子と並び、ギャラは年間億単位といわれ、視聴率低迷が近年著しいフジにとってかなりの重荷だからだ。

「以前、『とくダネ!』MCだった菊川怜が外れたのも、制作費削減の一環だった」と明かす報道プロデューサーがフジの裏事情を解説。

「ただ小倉さんには絶対、局側から辞めてくれとは言えない。今の情報番組のスタイルをつくった草分けが『とくダネ!』で、ネタを細かく分け矢継ぎ早に放送する画期的手法で視聴率を伸ばし、他局もマネするように。それはスタッフ側の手柄でもあるけど、小倉さんも功労者の一人だからね」

 3年前、株主総会が大紛糾するなかトップに就任した宮内正喜前社長は、大幅な経費削減の役目を担い、局員の給与まで見直すと公言していた。だが同プロデューサーいわく「そんな方でも小倉さんを切れなかった」。

 制作現場のコスト削減によりフジの業績は回復傾向で、1年前、遠藤龍之介現社長が引き継いだが、視聴率は低迷したままだ。そこへ今回のコロナ禍でCM出稿が激減し、業界全体が大ピンチに…。小倉に五輪の花道が用意されていたなら、フジは大幅にコストカットできたが「今や小倉さん、すっかり辞めるそぶりを見せなくなっている」と冒頭スタッフは声を潜める。

 小倉は緊急事態宣言を受け4月8日から50日近く、「とくダネ!」に自宅からリモート出演していた。

 同スタッフが聞いた話では「小倉さんがリモート出演のまま『俺もこの機会にひと区切り』と言いだす淡い期待も、局にはあったらしい」とのこと。

「とくダネ!」はライバル番組と比べ、小倉のリモート出演に用意周到だった。高齢で“がんサバイバー”という理由もあるのだろう。緊急事態宣言前から小倉の自宅屋上にアンテナを設置し、中継車を出さなくてもいいよう準備。「アレは遠藤社長直々の指示だったから、もしかして小倉さんの引退を促したものだったのかなとも思ったんだけど…」と同スタッフは苦い顔だ。

 スタジオ復帰前日の先月25日、この日が誕生日だった小倉は、放送終了間際に「まだちょっと番組の邪魔してやろうと思ってます」とリモート画面でニヤリ。バリバリの続行宣言ともとれる。