「浮浪雲」「銭ゲバ」などのジョージ秋山さん死去 77歳

2020年06月01日 15時31分

「浮浪雲」などで知られる漫画家のジョージ秋山(本名・秋山勇二)さんが5月12日、死去した。77歳だった。小学館「ビッグコミックオリジナル」編集部の公式ツイッターなどが1日、伝えた。

 同誌編集部は「訃報」として「本誌にて、44年という長きにわたり、名作『浮浪雲』を連載していただいていたジョージ秋山氏が2020年5月12日、逝去されました(享年77)」と報告すると「数多の作品を世に遺し、長年にわたり日本の漫画界を 牽引してこられた氏の多大なる功績に敬意と感謝を表するとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます」と故人をしのんだ。。

 秋山さんは1943年4月27日、東京都生まれ、栃木・足利市育ち。1966年に「ガイコツくん」(別冊少年マガジン)でデビューすると、68年には「パットマンX」(週刊少年マガジン)で講談社児童まんが賞を受賞。その後、漫画史に残る名作「銭ゲバ」(週刊少年サンデー)、人肉食など過激な描写が問題視された「アシュラ」(週刊少年マガジン)を次々に連載した。

 73年にはビッグコミックオリジナルで「浮浪雲」の連載を開始。78年に小学館漫画賞を受賞し、複数回、映像化された同作の連載は2017年の最終回まで44年に及んだ。そのほかにも「ザ・ムーン」(週刊少年サンデー)、「ばらの坂道」(週刊少年ジャンプ)、「花のよたろう」(週刊少年チャンピオン)、「ピンクのカーテン」(週刊漫画ゴラク)、「恋子の毎日」(漫画アクション)など多くの作品を残し、漫画界に多大な影響を与えた。