春風亭小朝 落語界再出発へ提案「東京の4つの協会が10日間の派手な合同公演を定席でやるとかね」

2020年05月26日 17時57分

春風亭小朝

 落語家の春風亭小朝(65)が26日、自身のブログを「ロードマップ」のタイトルで更新し、落語会“再出発”へ持論を示した。

 東京都は緊急事態宣言が解除されたこの日午前0時から「ステップ1」に移行し、博物館、観客席を除く運動施設や学校などの休業要請を緩和。劇場、映画館などを含んだ「ステップ2」については、早ければ30日にも緩和する方向だという。

 小朝は「イマイチはっきりしないのが、集客人数と〈密〉の関係、それから劇場とライブハウスとイベントの線引きです」とし、こう続けた。

「若手の噺家が居酒屋さんやお蕎麦屋さんの二階、あるいはお寺などでやっている落語会はだいたい50人からつめて100人くらい ステップ2になった時、人数的には問題がなくても〈密〉の問題をどうするのか ライブハウスはダメでも、同じくらい〈密〉状態の飲食店の落語会はいいのか この判断は主催者も出演者も悩むところですね」

 続けて「池袋演芸場はキャパが100人未満ですが、密にならないように2席ずつ空けて座るとなれば、実際は自粛せよと言ってるようなものですからね」と具体例を挙げると「まぁ、国立演芸場以外の寄席が足並み揃えて再スタートするのは早くても7月だと思いますが 僕が気になっているのは、なんとなく始めてしまうことです」と不安点を指摘した。

 どういうことかというと「それだと、スポーツ紙の片隅に〈都内の寄席も再スタート〉と1行載っておしまいですからね」とし「個人的には落語界全体で、きちんと再出発のアピールをしてほしい」と呼びかけた。さらに「今回のケースだけは例外ということで、東京の4つの協会が10日間の派手な合同公演を定席でやるとかね」と提案をした。