アルピニストの野口健氏(46)が26日、ツイッターでSNS上の誹謗中傷問題について投稿した。

 過去にネットで誹謗中傷を何度か経験し「内臓がえぐられるかのような」思いをしたという野口氏は、SNS上で匿名で誹謗中傷をする人間を「悪意を持って人を陥れようとする歪んだ心に支配されている」と断じている。

 その上で、SNSを利用する場合、自身が心がけるようにしている点として「最大のポイントは、直接会って、面と向かって言えない言葉をSNS上だからといって安易に使わないこと」を挙げている。
 
 一人ひとりがこういう意識でSNSを利用すれば誹謗中傷は減るのだろうが、一方で「歪んだ言葉を書き込んできた人と仮に偶然にも直接会ったら、その人は、まるで何事もなかったかのように目を逸らすか、又は軽く会釈でもして去っていくだろう。自身の言葉に信念がないということだ」としている。