為末大氏「今はコロナに対応できるかではなく、デジタル化に対応できるかどうかの分岐点」

2020年05月22日 15時55分

為末大氏

 スポーツコメンテーターの為末大氏(42)が22日、ツイッターでコロナ後の日本の新しい生活様式を提言した。

 為末氏は「コロナ対策で新しい生活様式に変化をしてほしいと言われている。一方で、そのような生活様式にならざるを得ないルールやシステムも多い。日本は、システムが古かったり、ルールが曖昧で、それを個人の想像力や努力でカバーするという対処法が多いが、それが限界を迎えているように思う」とこれまでの社会を振り返った。

 具体案として「例えば行政に何かを申請する時に、紙の受け渡しや、列の並び方、窓口での距離感などの生活様式を変えるより、全てデジタルで済ませて人が移動しなくて済むようにした方がいい。コロナに合わせた生活様式というよりは、デジタルに合わせた生活様式と考えた方がいい」とデジタル化推進の利点を説明した。

 また「一方急激なデジタル化に戸惑う人もいるだろう。同じ労力を割くなら非デジタル化の不便さをみんなで分かち合うのではなく、デジタル化に戸惑う人をサポートすることに使いたい。前者はどんどんジリ貧になるが、後者は一度適応すれば快適に感じてもらえる。今回オンラインミーティングに適応した人は多い」と不慣れな人々へのサポートも考慮。

「未来から振り返ると、今はコロナに対応できるかどうかではなく、実はデジタル化に対応できるかどうかの分岐点にいた、と評価されると思う。そしてそれができたらインパクトはとても大きい。客観的には、日本の問題点は変われないこと一点で、それ以外はとても大きなポテンシャルがあるように見える」と日本の未来に明るい展望を見出している。