テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏が20日、ツイッターを更新し、日本外国特派員協会(FCCJ)が東京五輪エンブレムと新型コロナウイルスのイメージを掛け合わせた図柄を、会報「NUMBER 1 SHIMBUN」4月号の表紙に使ったことに見解を示した。

 デーブ氏は「東京五輪組織委がコロナパロディ図柄に『配慮を欠いた行為』とクレーム。健全なパロディの範囲内」と指摘。続けて「日本は表現の自由が保証されています。オリンピックマフィアが五輪に白ける人が多いことを客観視できてない」と主張すると「抗議を通し『仕事してます』アピールしたためわずかな会員向け機関紙が注目された皮肉」とつづった。

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は前日(19日)、高谷正哲スポークスパーソン(41)がリモート会見を行い、遺憾の意を表明。「組織委としては著作権法上の著作権の侵害に当たると考えています」と抗議した。