高須クリニックの高須克弥院長(75)が17日、自身のツイッターを更新し、補正予算の中身に疑問を呈した。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急経済対策を盛り込んだ補正予算が先月末に成立。柱となるのは個人や事業者への給付金、医療体制の整備など、まさに緊急を要するものが中心となっているが、一方でコロナ終息後に目を向けた観光などのキャンペーン費用も目立っている。

 高須院長は「今が緊急事態なのに緊迫感が欠如してる。生き残るために苦闘している人たちを見ろよ」と訴えると「生活費に苦労のない、まつりごとをなさる方々の意識って、のんびりしてるな」とつづり、号泣する絵文字を添えた。