お笑いコンビ「ダウンタウン」松本人志(56)が17日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、今年の「キングオブコント」「M―1グランプリ」の開催に危機感を示した。

 番組では新型コロナウイルス感染拡大により発令された緊急事態宣言が39県で解除されたことを特集。松本は「コロナは敵なんですけど、もっと突き詰めると結局、欲との闘いですよね。自分の中の抑止力というか。若い人は本当に欲がいっぱいある。自分が20代、30代だったら耐えられるかなって思う」と話した。

 また、大きな打撃受けたエンターテインメント界の今後について話が及ぶと、タレント・指原莉乃(27)は「CDや握手会じゃない方法を考えないといけない」と、新たな発信の手段を考案していくことの重要性を主張。

 そんな中、お笑いの世界では様々なやり方で発信していることが紹介されたが、松本は「心配しているのがキングオブコント、M―1。予選ができない。そろそろ予選をやらないとダメなんですけど、漫才なんて一番、濃厚接触だから」と浮かない表情だった。