元フジテレビのフリーアナウンサー・笠井信輔(57)が16日、自身のブログを更新し、前日(15日)の文化放送「くにまるジャパン極」への出演を振り返った。

 悪性リンパ腫の治療のため昨年末に入院し、現在は自宅で療養している笠井アナは前日に同番組にリモート出演。約5か月ぶりの仕事復帰を果たし「興奮しました。時が立つのを忘れました。そして…幸せでした」。

 昨年9月末に「清水の舞台から飛び降りる気持ち」でフリーになるも、わずか2か月で悪性リンパ腫が判明。予後の悪い珍しいタイプだとわかり、医師は「仕事の復帰まで早くて半年、長ければ1年かかります」と診断した。

「世の中からもう忘れ去られてしまう」という不安に駆られながらの入院生活だったそうだが「あれから5ヶ月。最短の予想より1ヵ月も早く仕事に復帰です」。

 体調面を心配する声も多く届き「『早すぎる』『おとなしくしていなさい』というお叱りの声もいただきました」というが「15分ほどしゃべりっぱなしでしたが、心地よい疲労感で全く体調に影響はありませんでした。いつもの悪い癖で、しゃべりすぎ(笑)。予定時間を軽くオーバーしてしまいました」と報告した。

 今回の復帰で「自分はやっぱり仕事が好きなんだなと、つくづく思いました」という笠井アナ。同時に「このコロナ災害の中、仕事ができない方のことを考えると、この時点で仕事に復活できたことを本当にありがたく思います」と改めて感謝の気持ちを強くした。