中止と延期続く音楽ライブの今後 宣言解除されても夏開催は厳しい?

2020年05月14日 17時00分

 一体いつになったら再開できるのか、まったく見通しが立たない。大手音楽会社エイベックスは13日、毎年夏恒例の大型ライブイベント「a-nation 2020」の開催を見送ると発表した。

 エイベックスの公式サイトで「この度の新型コロナウイルス感染症による様々な影響を考慮し協議を重ねた結果、誠に残念ではありますが、『a-nation 2020』の開催を見送ることを決定しました」と報告。

 さらに「出演にご賛同いただいたアーティストの皆様、ご協力いただいている企業の皆様、関係するスタッフの皆様、何より毎年参加を楽しみにしていただいているお客様には、多大なご迷惑をお掛けすることをお詫び申し上げます」とした。

 同イベントは2002年にスタートし、これまでに600万人以上を動員していた。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、2月末からライブは軒並み中止や延期になっている。関係者からしてみれば、少しでも早く再開したいところだが、見通しは暗い。

「仮に5月いっぱいで日本全国の緊急事態宣言が解除されたとしても、すぐに再開できるわけではない。当然、ある程度の規模のライブとなると、準備に時間はかかる。何よりライブは、どうしても3密状態になることを避けられないため、様々なジャンルの中でもかなり最後の方での再開となるのではないか」と音楽関係者。

 a-nationに代表されるように日本各地で開催される野外音楽フェスは“夏の風物詩”だ。

「ほかのフェスや音楽イベントもa-nationと同様に中止となる可能性が高いのでは? あくまでも状況次第だが、今のままだと悲観的な見方をせざるを得ない」(前同)

 アーティストとファンをつなぐライブ・コンサートが再び行われるまでは、まだ時間が必要だ。