新型コロナウイルスに感染し、入院治療から12日に退院した俳優の石田純一(66)が。14日午前に情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)に電話出演し、小倉智昭キャスターの質問に答え、集中治療室に入る寸前だったことを明かした。

「帰って来られたのが、恐怖感しかありませんでしたので、本当にありがたいです」と、枯れた声で入院生活を振り返った石田。現在は自宅で隔離されたような状態で「自宅謹慎と呼ぶ人もいますけれど」と笑った。ぶり返す可能性も踏まえ、最低でも2週間は経過観察などにあてるという。

 一時は平熱に戻ったことをラジオ番組で明かしていたが、その後、集中治療室に入る危機があった。「(部屋の)真ん前まで行った。印象を言うと映画の野戦病院みたいな感じの所に行って、僕自身はしっかりしていたつもりなんですけれど、ちょっと悪くなっていたみたいです」

 自分では苦しさを感じなくても、容体を示す数値が悪かったという。脈拍が160に達し「異常ですからとか言われて、結局(集中治療室の)その前までは行きましたけれど、待機はして、でもOKになりまして戻ってきた」と危うい状態だったことを語った。