コロナ禍で音楽教室もオンラインレッスン導入

2020年05月11日 17時00分

 新型コロナ禍で、会社がテレワークになり、学校がオンライン授業になる中、音楽教室も変わってきた。緊急事態宣言以降、オンラインレッスンへの移行がトレンドだ。

 浜田省吾とロックバンド「愛奴」でデビューし、シンガー・ソングライターの活動の傍ら「ミュージックスクール・ボイスファクトリー」を主宰する劉哲志は、オンラインでのボーカルレッスンを展開する。

「まずは(会議アプリの)Zoomとスカイプを使って始めましたが、マンツーマンのレッスンの時には、Wi―Fiの環境が良ければ、フェイスブックのメッセンジャーかLINEの方が、音声もクリアでタイムラグも若干良いみたいです。タイムラグや音質が改善されたシンクルームというヤマハの音楽専用アプリが6月ごろに始まるとの情報があり、渇望されます」(劉)

 バンド「地獄カルテット」などで活躍するギタリストの小林信一は、ギター講師を救済するため、全国のギター講師を対象にオンライン個人レッスンの講師の募集をしている。

「数年前からZoomは使っていたのですが、どうしてもタイムラグの問題で同時演奏は厳しいんですよね。ヤマハのネットデュエットという無料ソフトがありまして、これを使うと通信相手との同時演奏も気にならない。しかも5人まで同時にセッションが可能。今では音をネットデュエットで、画面だけのコミュニケーションをZoomでと、併用してオンラインのレッスンやセッションが可能となっています。これからオンラインレッスンの需要がますます増えると思います」(小林)

 伝説のメタルバンド「BLIZARD」でデビューし、野村義男と「RIDER CHIPS」を展開するベーシストの寺沢功一も自身が代表を務める「ROCK STAR MUSIC SCHOOL」でオンラインレッスンを展開。寺沢は「あらかじめ生徒さんが曲に合わせて演奏した動画を送ってもらって、それに対してオンラインでコメントや指導をするパターンと、曲は使わずにベースだけで指導する、この2パターンでやっています」と語っている。