おおたわ史絵が“PCR検査問題”に「歯痒さでいっぱい」

2020年05月08日 16時27分

おおたわ史絵

 医師のおおたわ史絵氏(55)が8日、自身のブログでPCR検査数が増えていない現状について投稿した。

 現在、メディアなどではPCR検査数が増えていないことについて批判的な報道が続いている。しかし、おおたわ氏はこの現状について「あたりまえだ」と言い切った。

 その理由について「できる場所が限られている。やる医師が少ない」と改めて、検査可能な場所が限られている、検査ができる医師や臨床検査技師などが圧倒的に不足している点を挙げた。

 医療従事者自らも感染リスクがあるため「もし感染しても自分は軽症で済むかもしれないが、家族はどうなるだろう?小さい子供、老いた親。ウィルスを持って帰るわけにはいかない。必然的に自宅に帰れず、病院に寝泊りせざるを得なくなる。いつ家族に会えるかわからない」と医療従事者の心中をおもんばかった。

 PCR検査数が多い海外と比較し「海外の検査が速やかに進むひとつの理由には 軍隊の医師の存在があると思う。彼らは日常的に生物兵器に対する演習として防御服や汚染物の扱いに長けている。だから迷いが少なく、コロナにも向かっていける。日本には軍医がいない。前戦で鍛えられた医師もいない。大多数の医師は防御服を着た事がない。見た事もないドクターだっていただろう」と日本との違いを指摘。

 日本は世界で最も清潔な国であるため疫病対策には重点が置かれていなかったといい「そんな慣れない彼らが自衛隊の指導のもとに検査を始めている。使命感以外の何者でもない。せめて彼らに保障を、経済的 安全 テクニックのバックアップを自衛隊、防衛医大、海外の医療部隊 できるだけ多くの力を借りるべきたと思っている」と訴えた。

 その上で「私もその医師のひとりとして歯痒さでいっぱいだ。以前の自分なら検査の現場への参加に手を挙げたと思う。ただ現在は矯正医療に携わり刑務所と少年院を勤務地としている都合上、現場に行くことができない。万が一、私がウィルスを受刑者たちに持ち込んでしまい、そこでクラスターが起きたら医療崩壊だけでなく刑務所が崩壊する。絶対に避けなければならない事態なのだ」と現場に行けない無念さも吐露し「高みの見物のようで本当に申し訳ない。そのかわり、できるだけの発信をしていこう」と結んだ。