緊急事態宣言の延長に限界の声 ホリエモンも「付き合ってらんねーよ」

2020年05月01日 17時00分

堀江貴文氏

 安倍晋三首相が、緊急事態宣言について5月6日までとしていた期間を延長する方針を示し、各方面に閉塞感が広がっている。1日に専門家会議を開き、ゴールデンウイーク終盤に延長を正式判断するとみられている。

 首相は30日「5月7日からかつての日常に戻ることは困難と考える。ある程度の持久戦は覚悟しなければならない」と説明。全国知事会も同日、一部の地域を解除することで人口の流入が生じる懸念があるとして「全都道府県を対象地域とすることを視野に検討するよう求める」緊急提言を政府に提出した。

 予想されていたこととはいえ、各業界への影響は計り知れない。ただでさえ苦しい飲食店の経営はさらに悪化。都内で小料理店を経営する40代男性は「終わった。5月の家賃が支払えない」と白旗を掲げる。

 若者の街・渋谷では時代を彩ってきた「VUENOS」「LOUNGE NEO」などの老舗クラブが今月31日で閉店することになった。

「クラブは“3密”の代表格で、不要不急扱いされている。これから全国でクラブが続々と潰れるだろう」(音楽関係者)

 都内で最も感染者数の多い世田谷区では30日午後、エリアメールで今月31日までの緊急事態宣言の延長が一足早く伝えられた。保育園などは原則休園となり、共働きの夫婦からは「もう限界…」と悲鳴が上がっている。

 こうした状況に実業家の堀江貴文氏はツイッターで「呆れてものが言えない」「こんなのに付き合ってらんねーよマジで」と延期方針を猛批判。ネット上では「補償なき自粛」を求める国に反発し「自粛無視」というワードも生まれている。

 感染者抑制に成功している地域の住民にとっては、東京のあおりを受けて自粛期間が延びたようにも思える。すでに首都圏ナンバーの車に対する嫌がらせが報告されているが、そうした事例は今後さらに増えるだろう。国民のフラストレーションは募る一方だ。