志村けんさん朝ドラ登場に大反響 「あさイチ」にも広がった涙と笑い

2020年05月01日 17時00分

志村けんさん

 ネット沸騰、女子アナはウルウル…。新型コロナウイルス感染による肺炎で3月29日に死去した志村けんさんが生前に収録した、NHK連続テレビ小説「エール」の出演場面が1日に放送され、大反響を呼んでいる。

 夏の甲子園の歌「栄冠は君に輝く」などで知られる作曲家古関裕而をモデルにした主人公を描いた「エール」。志村さんは重鎮作曲家の小山田耕三役で、窪田正孝演じる主人公の活躍を伝える新聞記事を見て「本物か、まがいものか、楽しみだね」と重々しく語り、新聞を机上に落とすといった短い出演だった。

 眼鏡に口ひげの志村さんは暗い部屋でスポットライトが当たるように浮かび上がり、カメラはロングからジワジワと寄っていく。迫力十分の場面に、ネット上では「重鎮の感じが少ない時間でよく分かる」「ちょっと涙が出た」「名演技」などといった反応が続々。ヤフーのリアルタイム検索の「志村けん」はたちまち2000件を超える大反響だった。

 同番組に続く「あさイチ」では、キャスターの近江友里恵アナウンサーが左目に手を当て「ちょっとビックリしちゃいました、最後…」と言葉を詰まらせ、泣きださんばかり。リモート出演の博多華丸が「名曲東村山音頭を作られた」とボケをかますと、相方の博多大吉は「そこはリンクしてこないですよ。待っても待っても『イッチョメイッチョメ』は言わないから」とツッコみ、近江アナも笑いに変わる一幕が見られた。

 いまも人々の心の中で生き続ける志村さん。演じる小山田は日本を代表する西洋音楽の作曲家で、主人公の才能に気づいて後押しする一方、自分の地位を脅かすのではないかと恐れる役どころ。

 収録は体調を崩す前に行われており、今後も登場場面があるという。