「平田隆夫とセルスターズ」の菊谷英二さん虚血性心疾患で死去

2020年04月29日 14時32分

「悪魔がにくい」「ハチのムサシは死んだのさ」のヒットで知られる「平田隆夫とセルスターズ」でボーカル&ギター担当だった菊谷英二さんが27日に虚血性心疾患で亡くなったことが29日、日本歌手協会から発表された。77歳だった。

 菊谷さんは埼玉県川口市で経営する歌謡スナック「ハチのムサシ」の玄関先で倒れているのを27日の昼過ぎごろ、清掃のため出勤した従業員が発見。病院によれば27日午前1時ごろ、亡くなっていたという。前日までは体調も良く、グループの元メンバーだった村部レミとも電話で「コロナで店はダメだけれど、復帰を願って頑張ろうね」と話したばかりだったという。

 菊谷さんはグループサウンズ「ルビーズ」の一員として1967年にデビュー。翌年、セルスターズだった平田隆夫氏がセルスターズを結成した際に参加し、71年に「悪魔がにくい」でレコードデビューした。翌年2月には「ハチのムサシは死んだのさ」が発売され、その年の紅白歌合戦に初出場を果たした。

 93年に平田氏とともに埼玉県で居酒屋「ハチのムサシ」をオープン。2011年に平田氏の死去後は、菊谷氏が経営者となり、往年の歌手たちを集めてステージなどを精力的に行っていた。

 昨年11月に行われた「日本歌手協会 歌謡祭り」には村部らとともにヒット曲「悪魔がにくい」で出演していた。

 通夜は5月1日、告別式は翌2日に埼玉県のセレモニー西川口ホールで行われる。