世界的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」が日本時間24日、8年ぶりとなる新曲「リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン」をストリーミング&ダウンロードで世界同時リリースした。6月にはCDも発売する。

 ボーカルのミック・ジャガー、ギターのキース・リチャーズによる作品で、歌詞に「ロックダウン」という単語が入っているなど、今の社会情勢を反映した一曲になっている。

 ミックは「ロックダウンの前に、ストーンズはスタジオで新曲をレコーディングしていた。その中に、いま現在の状況に共鳴するような曲があったんだ。だから、それぞれが個別に作業してこの曲を仕上げた。気に入ってもらえるとうれしいよ」。

 キースは「長い話を短く説明しよう。この曲は1年以上前にLAでレコーディングしていた。以前から作業しているニューアルバムに入る予定の曲だった。そしてこの事態になって、ミックと、あの曲を早急に仕上げて出そうということになった。みんな、気をつけてくれよ!」とコメントした。

 ストーンズは19日に行われた新型コロナウイルス感染症対策支援コンサート「One World:Together At Home」に出演。5月8日にスタートする予定だったツアーは延期した。