社民・福島瑞穂氏「受注額90・9億円」アベノマスクの問題点指摘

2020年04月22日 16時20分

配達が始まったアベノマスク

 社民党の福島瑞穂党首(64)が22日、自らのツイッターを更新。21日に厚労省マスク班から届いた回答書の内容を明かし“アベノマスク”の問題点を指摘した。

 回答書は「布マスクの全戸配布にかかる企業名と契約内容について」と銘打たれており、興和54・8億円、伊藤忠商事28・5億円、松岡コーポレーション7・6億円と記されている。単価が判明すると調達に影響が出る可能性があるとして、枚数は明かされていない。

 公共調達にかかる受注先は、それを明らかにする必要がある。福島氏は4月10日に同省に受注先を問い合わせていたが、13日に寄せられた回答では会社名を明かしてもらえなかったという。

 福島氏は「金額を足すと90・9億円です。布マスクの2枚全戸配布は全部で466億円です。この中には事務費と郵送代もかかっています。まだ補正予算案は成立していないので、一部なのかどうなのかわかりませんが、少なくとも差額がありますので、ほかにどこに受注するつもりなのか、これからもしっかり問い合わせていきたい」と語気を強めた。

 また「妊婦さんたちに対するマスクの配布について、虫がいたり髪の毛が交じっていたり、問題が生じて中止になりました。根本的に問題があったと言わざるを得ない」と厳しく指摘。

「医療現場からはマスクやガウンが足りないという悲鳴が聞こえてきます。一般の人もなかなかマスクが手に入らない。これはいったいどういうことでしょうか。2月から国会で議論になっている問題です」と、遅々として進まない新型コロナ対策について「これからもしっかり取り組んでいきます」と約束した。