作家の志茂田景樹氏(80)が20日、ブログを更新し、医療従事者や自宅待機生活中の人たちにエールを送った。

 志茂田氏は「頑張らないでいいときに頑張っちゃ駄目なんだよ」と書き出し、「きみがもし医療従事者なら また社会を存続させるためのインフラの担い手なら今が自分の人生の頑張りどきだと 頑張り抜いてほしい」「感染しないように細心の上にも細心になって気を配りながら」「大変な難局だけれどきみが双肩に負っているものは日本の今後に大きく影響する」と励ました。

「今は自粛を余儀なくされて殆どが在宅の時間のきみへ」と続けた志茂田氏は、「社会に出たらねどこへ行っても頑張ろう気流が渦巻いている」とし、「職場は特にそうだよ 頑張るべきときに頑張るのはいいけれど頑張ろう気流に巻き込まれ頑張らなくてもいいときに頑張るのはストレスを溜める」「そのような頑張りを繰り返して達成感がなく実績も上がらずということになるとそれは意味のない惰性の頑張りになってしまう」とメッセージを送る。

 そして最後に「頑張ろう気流に関係なくきみが関心を強くそそられて気力も充分なときにその仕事に頑張ってごらん」「きっと大きく注目される実績をあげるはずだから」と結んだ。