福本ヒデ「安倍首相大炎上パロディー動画」を解説

2020年04月20日 17時00分

福本がアップした安倍首相のパロディー動画(写真はユーチューブから)

 シンガー・ソングライターで俳優の星野源(39)が公開した楽曲「うちで踊ろう」に乗っかり、自宅で優雅に過ごす姿を動画配信して“大炎上”してしまった安倍晋三首相(65)。一方で、芸人にとっては、こんなに“おいしい”ネタはない。次々とパロディー動画が投稿され、話題をさらっている。安倍首相のモノマネでおなじみの社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」の福本ヒデ(48)も、もちろん参戦。動画に込められた風刺を本紙に明かした。

 安倍首相は12日、ソファで愛犬を抱いたり、飲み物を飲んだりしながら優雅にくつろぐ姿を、星野の動画とコラボさせSNSに投稿。これが「何様のつもり」などと猛反発を食らい、17日の記者会見では「さまざまな批判があったことは受け止めている。賛否両論あったのだろう」と述べた。

 だが、芸人にとっては格好の笑いのネタ。たむらけんじ(46)や「ビスケッティ」の佐竹正史(37)がすぐさまパロディー動画を投稿し、「笑わせていただきました」などと反響を呼んだ。

 当然、首相モノマネのパイオニアで、過去には安倍昭恵夫人(57)から首相公邸に招かれたり、「桜を見る会」に参加している福本もパロディー動画を作った。先日、ユーチューブチャンネル「福本ヒデ美術館」上に動画をアップしたが、普段のステージとは異なり、慣れない映像ということもあって、「意味が伝わるように」と本紙に力説した。

 56秒の動画は、福本扮するニセ首相が犬をめで、飲み物を飲ませるところから始まる。「永田町絵画館」という本を読むシーンに続いて、ワイシャツを脱ぐと、胸元に大きな星条旗がデザインされたTシャツが現れ、ニセ総理は星条旗をなでて満足そうにほほ笑む。テレビのニュースを見ながら、くつろぐつもりだったが、突然表情が変わり、テレビを二度見。「昭恵!?」と叫んで終わるという内容だ。

 福本は冒頭に登場する犬について、「犬は“立犬”民主党、『犬になりたい』と風俗で言った高井崇志衆院議員。立憲民主党の支持率を下げてくれたので、飲み物を飲ませてかわいがっています」と、緊急事態宣言下でのセクキャバ通いがバレ、立民を除籍された高井氏を絡めてジャブ。「犬のぬいぐるみに『高井』と貼ろうとも思いましたが、感じの悪い動画になるので裏ネタにしました」と明かした。

 本を読んでいるシーンには「本は『桜を見る会名簿』にしようかとも思いましたが、自著『永田町絵画館』にしてしまったのは、仕事がなくなった芸人の弱さですね」と、イベント自粛が続く芸能界の苦しみを含ませた。

 ラストの「昭恵!?」と叫ぶシーンは「昭恵夫人に一喜一憂、踊らされる総理は、『うちで踊ろう』ではなく、『うちで踊らされる!?』」と解説。

 森友問題に始まり、新型コロナウイルスの影響による自粛中にもかかわらず、有名人との“私的桜を見る会”、能天気大分旅行と、マイペースな昭恵夫人に振り回される首相を皮肉り、ニセ首相としての説明責任を果たした。