大阪府の吉村洋文知事(44)が19日深夜、ツイッターを更新。「ロンドンブーツ1号2号」田村淳(46)の寄付の申し出に反応した。

 吉村知事は「敦さん、前に『ごぶごぶ』でお世話になりました。大阪でまさに最前線でコロナと闘う医療従事者に向けたふるさと納税寄付の基金を今月末に作ります。是非、10万円を遠慮なく受け取った上で、ご寄付をお願いします」(原文ママ)とツイート。吉村知事は大阪市長時代にバラエティー番組「ごぶごぶ」(MBS)にゲスト出演しており、淳と接点があったようだ。

 淳はこれに先立ち、自らのツイッターで「『給付』 政府が国民に一律給付する10万円 いろんなご意見あるでしょうが…僕は遠慮なく受け取ります。そして医療事業者のために尽力している然るべき場所へ寄付をしたいと思います。大臣にあんなこと言われたら遠慮してしまう人が居ると思うけど…遠慮なく頂いて遠慮なく使いましょう」と、ツイートしていた。

 麻生太郎財務相が17日に「富裕層の方々、こういった非常時に受け取らない人もいるんじゃないか」「手を挙げた方に一人10万円ということになる」と述べたことを受けたもので、淳はチクリとやりつつ、自らの意思で給付金をコロナの最前線に役立てるつもりであると明かしている。

 吉村知事は18日にも、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長とツイッター上で医療用具調達についてやりとりし意気投合。共闘を持ちかけている。

 寝る暇もなくコロナ終息に向け働き続ける吉村知事には、このところ「やせた」「声がかすれている」などの指摘が上がっていたが、この日も「吉村知事、寝て下さい。大阪府民からのお願いです」と体調を心配するメッセージが多数寄せられた。