打倒パンデミックでハリウッド一丸 ガガが“発起人”米3大ネットワークでチャリティー歌番組を世界配信

2020年04月18日 17時00分

 新型コロナウイルスの感染者が世界で210万人を超え、死者が15万人に迫る危機的状況のなか、パンデミックと戦うためにハリウッドも奮闘している。

 米オンライン動画配信大手「ネットフリックス」は、パンデミックの影響で仕事を失ったエンタメ業界の関係者を救済するため、1億ドル(約107億円)の基金を立ち上げたと発表した。ネットフリックスがプロデュースし、新型コロナの感染拡大で製作が頓挫した作品の関係者らが主な対象だ。

 また米オスカー俳優マシュー・マコノヒーや大手芸能事務所「クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー」などが中心となり、ロサンゼルスの貧困地区にある約60校で毎日数十万食の持ち帰り弁当を提供するプロジェクトが今週始まった。同地区では約8割が貧困家庭だという。

 さらに映画「デッドプール」シリーズの俳優ライアン・レイノルズと妻の女優ブレイク・ライブリーは、カナダと米国のフードバンクを支援するため100万ドル(約1億円)を寄付。歌手で女優のリアーナも500万ドル(約5億4000万円)を募金。これらはフードバンクや、医療関係者の防護服などを購入するために使われる。他にも巨額の寄付をしている俳優や歌手は多数いる。

 そうしたなか米3大ネットワークのABC、CBS、NBCは、局間の垣根を越えて18日夜(日本時間19日午前)、支援金を募るためのチャリティー歌番組「ワン・ワールド/トゥギャザー・アットホーム」を世界規模で同時放送する。

 これは人類共通の敵となった新型コロナに打ち勝つことをスローガンにレディー・ガガが提案。企画に賛同したエルトン・ジョンやテイラー・スウィフト、セリーヌ・ディオン、ポール・マッカートニー、サム・スミス、ビリー・アイリッシュら数十人の超大物歌手が、それぞれ自宅などから中継で出演する。

 英国やカナダ、オーストラリア、アルゼンチンなどのテレビ局も生放送するほか、ツイッターやユーチューブなど、ほとんどの大手プラットフォームで世界中に同時ストリーム配信される。