安倍晋三首相(65)が新型コロナウイルス対策として、国民1人当たり10万円の現金を一律給付するため、2020年度補正予算案を組み替える方向で検討するよう指示したことを受け、テレビ局が「一律10万円給付」と速報した。

 これまで「布マスク2枚配布」、星野源の「うちで踊ろう」動画とのコラボで批判が高まっていた安倍政権。さらに追い打ちをかけたのが、週刊文春が報じた昭恵夫人(57)の「大分旅行」だ。

 同誌によると、昭恵夫人は3月15日に約50人の団体ツアーとともに、大分県宇佐市の宇佐神宮を参拝。ツアー主催者に「コロナで予定が全部なくなったので、どこかへ行こうと思っていた」と連絡し、参拝に合流した。その他のツアーには参加していないという。

 アベノマスク、優雅なくつろぎ動画、そして夫人のKY旅行。「一律給付」は、これらの悪評を吹き飛ばすほどの“威力”がありそう。高須クリニックの高須克弥院長(75)は、自身のツイッターで「とりあえず強心剤注射してくれた。よかった」とカンフル剤としての効果ありと評価しており、ネット上でも喜びの声が広まっている。正式に給付が決まればコラボ動画を超える真の“いいね”が付くに違いない。