テレビ東京は13日、新型コロナウイルス感染防止策として、15~20日まで臨時休日とすることを、公式サイトなどで発表した。

 発表では「新型コロナウイルス肺炎の感染防止策を一段と強化するため、テレビ東京およびBSテレビ東京について、4月15日(水)から20日(月)までの4営業日を自主的に休みとすると決定いたしました」と報告。

 続けて「ウイルス感染拡大の防止に全力をあげる社会の要請に応えるねらいですが、自主休日の間もテレビ東京とBSテレビ東京の放送は通常通り継続いたします。この方策によってテレビ東京社員の出社割合を20%以下にすることを目標としています」と意図を説明した。

 テレビ東京では「2月末から段階的に社員の出社を減らし、4月3日以降はBCP(事業継続計画)に基づき、出社人数を社員の3割程度に減らしてきました」といい「さらに、今後2週間が新型コロナウイルスが蔓延するかどうかの重要な時期と考え、これまで以上に出社を減らし、できる限り自宅に留まってもらいます。社員および関係者のみなさまの健康と社会の安全を守る目的です」と主張した。

 21日以降については、事態の推移を見た上で措置を見直す予定だという。