緊急事態で芸能イベント中止続出 嵐の新国立競技場ライブどうなる?

2020年04月09日 17時00分

ジャニーズ事務所

 政府の緊急事態宣言を受け、8日も音楽ライブや演劇公演の中止決定が相次いだ。芸能事務所LDH JAPANは人気グループ「EXILE」のメンバーによるライブなど、5月の全38公演を中止か延期にすると発表。同事務所では政府による2月26日の自粛要請後、計110公演が中止、延期になった。

 タレントで歌手の香取慎吾が今月29日、さいたまスーパーアリーナで予定していたソロコンサートは、会場側の休館発表を受けてキャンセルになった。

 演劇は、東宝が高畑充希、市村正親らが出演するミュージカル「ミス・サイゴン」や「エリザベート」「モダン・ミリー」「ニュージーズ」など4~5月に都内で開幕予定だった全5演目を、東京公演後の全国ツアーも含めて中止した。

 多くの公演の中止が発表される中、気になるのは今年いっぱいで活動を休止する人気アイドルグループ「嵐」が5月15、16日に新国立競技場で開催を予定しているコンサート「アラフェス 2020 at 国立競技場」だ。

 ジャニーズ事務所は8日、同事務所が主催する公演を5月6日まで中止することを発表した。今のところ、緊急事態宣言は5月6日まで。ここまでに終息すれば、嵐のコンサートにゴーサインが出る可能性もゼロではないが、アラフェスは2日間で18万人の動員を見込んでいる。これほど多くのファンを集めての開催は、やはり難しいと考えるのが妥当だろう。

 とはいえ、新国立競技場では単独アーティスト初となるコンサート。事務所が何とかして実現させたいと考えるのは、当然のことだろう。

「ジャニーズとしては、やらないわけにはいかないけど、コロナ禍の中で多くの観客を集めて強行しても、多くの批判を浴びる。実際に感染者を出すと大問題。こうなると無観客開催しかないのでは」(イベント関係者)。開催するにしても客を入れるのか? それとも延期、中止か? 難しい判断を迫られている。