森三中が広げた「ストップ・ザ・コロナ」の輪

2020年04月07日 17時00分

森三中の黒沢かずこ

 森三中から“ストップ・ザ・コロナ”のムーブメントが広がっている。新型コロナウイルスに感染したことが分かり、自宅療養中のお笑いトリオ「森三中」の黒沢かずこ(41)が6日に公式ユーチューブ「森三中ube」上で近況報告した。他のメンバーも濃厚接触者としてユーチューブを通じて実生活を報告。この動きが若者に限らず、多くの人にコロナの“正しい怖がり方”を広めていると称賛の声が上がっている。

 黒沢は音声のみの登場で感染の経緯を説明した。最初は発熱だけで医療機関でも新型コロナ感染とは診断されなかったが「鼻水が鼻の奥に残っているような感じ」(黒沢)に加え、味覚と嗅覚異常の症状を訴え、最終的に新型コロナ感染と診断された。

「これからは闘っていきたいなと思っております。ご迷惑をおかけしてしまったんですが、すいません。またいつかお話しできたら」と声にも力があり、体調が安定していることをうかがわせた。

 また、メンバーである村上知子(40)と大島美幸(40)も8日まで自宅待機で、2人も公式ユーチューブ上で家庭での過ごし方や体調などを報告し、最後には黒沢へのエールを送った。

「コロナに感染したときに無症状なら自宅待機という具合に言われて、安易に考えていた人も少なくなかったでしょうが、こうやって有名人が感染し、実際に自宅でどう過ごすかということの難しさを改めて痛感させられた人は多いはず。自宅にいて感染して、発症したら誰が看護するのか、その人はどうすれば問題なく看護できるのかなど、改めて自宅看護の難しさをクローズアップすることになった」(制作会社関係者)。黒沢の行動は様々な点で警鐘を鳴らすことに大きく寄与した。

 当然、この3人の行動が世間に好影響を与えている。「ネット上や所属事務所の吉本興業にも3人へのエールが届いているそうです。これまで、どこか人ごとだった若者たちにも、身近な有名人がコロナ感染の脅威と対処の状況などを発信したことで、コロナへの“正しい怖がり方”が広まっている」(テレビ関係者)

 また、俳優で歌手の星野源も自身のSNSで楽曲「うちで踊ろう」を披露すると、多くの有名人がコラボ動画をアップするなど、芸能界全体でコロナに立ち向かう態勢が整いつつある。このまま世間のどんよりとしたムードを変えてほしいものだ。