志賀勝さん通夜に100人参列 2~3年前「仕事はもうできそうにない」

2020年04月06日 20時43分

阪本順治監督

 3日に拡張型心筋症のため亡くなった俳優の志賀勝さん(本名・亀山勝彦=享年78)の通夜が6日、京都市のセレマ天神川ホールでしめやかに営まれた。

「東映ピラニア軍団」の創立メンバーとして知られる志賀さんは、映画「仁義なき戦い」シリーズ出演のほか、フジテレビ系「欽ちゃんのドンとやってみよう!」にレギュラー出演するなど、人気を誇った。

 長女の奈王美さん(49)によると、ヤクザ映画で見せるコワモテの風貌を生かした強烈なインパクトとは異なり、プライベートでの志賀さんは「すごい優しかった」という。

 一方で「ここ10年ほどは闘病生活が大変だった」。心臓の病気で10年ほど前に静岡のロケ現場で倒れて以降は、脳梗塞も患うなど入退院を繰り返していた。

「俺は役者だ。映画に出たい」と常々話していた志賀さんは、酒を飲みながら、よくメモを取っていたが、2~3年前には、体調の悪さもあってか「残念だが、仕事はもうできそうにない」とも記していたという。

 通夜には関係者約100人が参列。志賀さんと映画「新・仁義なき戦い」(2000年公開)や「ぼくんち」(03年公開)で仕事をした阪本順治監督(61)は「撮影現場でもお食事をしても、楽しくて愉快な思い出しかない。志賀さんが映っているところは、すべて志賀さんが主演だと思っていました」とその死を惜しんだ。