【東スポ創刊60周年】爆笑問題がコロナ斬り「漫才を無観客でやるのはやっぱり厳しい」

2020年04月03日 17時00分

爆笑問題の田中(左)と太田

 お笑いコンビ「爆笑問題」(太田光=54、田中裕二=55)が、1日に創刊60周年を迎えた本紙で繰り広げた特別対談の後編だ。テーマは芸能界にも大影響を及ぼしている新型コロナウイルス感染拡大の恐怖…。

 太田:コロナのせいで「ENGEIグランドスラム」(フジテレビ系)を無観客でやったんだけどさぁ、やっぱり全然ダメだね。調子が狂っちゃうよ。漫才を無観客でやるのはやっぱり厳しいかな。

 田中:お客さんに語り掛けるようにやるからね。

 太田:語り掛けるって、そんな大げさな。でも、やっぱり反応がないとやりづらいよね。

 田中:番組収録の時は一応、ほかの芸人がいたけどさ、逆にやりづらいよ(苦笑)。

 太田:芸人の“忖度笑い”がスタジオに響き渡ってさ。

 田中:忖度笑いね(苦笑)。4月にある我々のタイタンライブも含めて、すべてのイベントの解禁は、プロ野球が基準になりそうな気がする。

 太田:スポーツといえば五輪も延期か。オレはね、「世界で一致団結してコロナ禍を食い止めよう!」ってなることが大事だと思うんだよね。で、その象徴を「東京五輪の開催」にすればいいんじゃないのかなって思ってるんだよ。

 田中:来年の開催日程が発表された。

 太田:でも、コロナの出どころを巡って、アメリカと中国がもめてんじゃん。そういうことこそ無駄じゃない? オレが国連総長だったら、そう訴えるよ。一方、WHOのテドロスは最近、みるみる顔色変わってる。慌ててるもん(笑い)。

 田中:そういえば、太田さんもチケット当たってたでしょ。実はオレもチケット代、10万円以上は払い込んでるからね。

 太田:どの競技?

 田中 ハンドボールの予選(苦笑)。日本代表が出てくるかも分かってないやつ(苦笑)。申し込みの段階ではさ、家族みんなで観戦できる競技って意外と少なかったのよ。2人分のチケット当たっても意味ないじゃん。いろいろ申し込んだんだけど、当たったのがハンドの予選だったわけよ。しかも、2日連続よ。

 太田:田中の家族のために、その競技は絶対に開催してほしいよ(笑い)。でもさ、こうなったら、誰が困ってるんだか分からない状況だよな。選手の健康を案ずる意見もあるけど、選手の中にだって「オレは今が一番ピークだから、いまやってもらわないと困る!」ってやつもいると思うんだよ。

 田中:それは絶対いるよ。立場によって違うし。この問題はみんなが納得する答えなんて、ないと思うよ。

 太田:だから俺は理念をもって五輪をやったほうがいいと思うんだよね。オレが言ったように覚悟をもってさ、「五輪やります!」って言う人間が出てきた方がいいと思うんだよね。悪者になる覚悟でさ。「STAP細胞はあります!」の小保方晴子さんみたいに言い切っちゃえばいいんだよ。

 田中:いや、小保方さんになる覚悟はそうそうないよ!

 太田:IOCも小保方さんを雇えばいいんだよ。

 田中:急に会長になって「オリンピック、やります!」って? みんなが「何出てきてんだよ!」って、世界中から総ツッコミ食らうよ!

 太田:でもさ、コロナで嫌なのは「うつったやつ=悪い」みたいな空気がうっすらあるじゃん。あとは感染者の数を毎日、テレビで報告するのも異常じゃない? あれはやめた方がいいと思うんだよ。もう、日本国民は十分に怖がってるじゃん。中国が発表する感染者数もウサンくさいよな。

 田中:中国の感染対策の映像見るけどさ、あれさ、よく見る北朝鮮のニュースにそっくりじゃない。まるっきりそうなんだけど。どんどん文化が後退してない?

 太田:でもあの政治体制だから、封じ込められるんだろうなって気もするな。