志村さん兄・知之さん「棺が火葬場に出ていくのを見送っただけ」

2020年03月31日 20時03分

志村けんさんの遺骨を手に取材に応じた兄・知之さん

 新型コロナウイルス感染による肺炎で29日に死去した志村けんさん(享年70)の兄・知之さん(73)が31日午後7時すぎ、東村山市内の自宅前で報道陣の取材に応じた。

 知之さんはこの日午後3時過ぎ、志村さんの遺体が安置されていた都内病院に、最後のお別れのため訪れた。だが志村さんの遺体はすでに棺に納められ、閉じられたまま。報道陣から「顔はご覧になれたんですか?」と聞かれたが「見れませんでした。残念です」と無念そうな表情を浮かべた。

 病院では知之さん夫婦と息子2人、さらに弟夫婦、所属事務所関係者3人、計9人で見送ったが「棺が火葬場に出ていくのを見送っただけ」だったという。棺を選んだり、思い出の品を中に入れたりすることは「一切できませんでした」と明かした。

 火葬場でも、親族は一切立ち会えなかったため、遺骨を受け取ったのは自宅に戻ってきてから。遺骨を持った知之さんは「重いですね。それにまだ温かい」と話した。