桂文枝 コロナ対策の遅れで“文化崩壊”の危険性指摘「志村さんの死を無駄にしないで」

2020年03月31日 12時29分

問題提起した文枝

 落語家の桂文枝(76)が31日、公式ブログを更新。新型コロナウイルス感染拡大を招いた水際対策の遅れを指摘した。

 文枝は29日に新型コロナウイルスによる肺炎で死去した“不世出のコメディアン”志村けん(享年70)さんを「残念です。まだまだお若いのに悲しいです 物静かで良いひとだった みなさん口を揃えておっしゃってました。その通りです」と偲んだ。

 一方で「なぜあの方をコロナで失わなければならなかったのか このウイルスの存在の確認の遅れ 水際対策 感染拡大の確かな予防 それについて抜かりはなかったのか ひとりの有能なコメディアンの死から学ぶことをしなければ ますます日本の芸能界の冷え込みは激しくなり 大げさに言えば文化の崩壊になりかねません」と厳しく指摘した。

 上方落語協会会長を務めた業界の重鎮だけに、芸能文化の担い手として自負がある。最後に「志村さんの犠牲を無駄にしないで欲しいのと 無駄にしない方法を真剣に考える時がやってきたと思います」と問題提起した。