小池都知事の“志村さん最後の功績”コメントが「無神経すぎる」と炎上

2020年03月31日 11時30分

小池百合子都知事

 新型コロナウイルスが原因で志村けんさんが死去したのを受け、小池百合子都知事の追悼コメントが物議を醸している。新型コロナを巡って、再び“小池劇場”が繰り広げられている中、また悪い癖が出てしまったのか。

 志村けんさんの訃報に小池都知事は「本当にエンターテイナーとして、みんなに楽しみであったり、笑いを届けてくださったと感謝したい」と長年、日本に笑いを提供してきた志村さんをたたえた。

 続けて「最後に悲しみとコロナウイルスの危険性について、しっかりメッセージを皆さんに届けてくださったという、その最後の功績も大変大きいものがあると思っています」と話した。

 小池都知事の言う通り、お茶の間で人気者だった志村さんの急逝で、これまで新型コロナは人ごとと無関心だった層には予防意識の向上につながり、対応長期化で緩みが出ていた人たちには、引き締めにつながることは間違いないだろう。

 ただ、「最後の功績」のワードにはネット上を中心に批判が噴出した。志村さんは自ら望んで命を失ったワケではない。その死を“功績”と評したことに「日本語を間違えたのか」「無神経過ぎる」と炎上。立憲民主党の蓮舫副代表も「知事、あまりにもです。心がなさすぎます」とツイートした。

 東京で感染拡大が進んでいるため、小池都知事がロックダウン(都市封鎖)発動に意欲を見せているとの見方も出ている。「小池氏は7月の都知事選で自民党の協力を得られたことで、再選は確実だが、手柄が欲しいとあって、このところパフォーマンスが過ぎます。再びの“小池劇場”と化している」(自民党関係者)

 3年前に希望の党を立ち上げ、我が世の春を謳歌していたかに見えた小池氏だが、「排除」発言をきっかけに人気急落した苦い過去がある。都知事選へ向け、今度は「功績」発言が足を引っ張るかもしれない。