演歌歌手・三山ひろし(39)がユーチューブでけん玉教室を開く。けん玉検定4段の三山は27日、都内でユーチューブ「MAO.Yチャンネル」の「U18!三山ひろし 春休みけん玉教室~本日の宿題は?~」の公開収録を行い、目線をカメラに向けたままノールックで華麗な技を披露した。この動画は29日から5日間配信される。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休校となり、春休みでも外出できない子供へ向けて、自宅でできるけん玉の楽しさを伝えるという。

 三山は「自宅待機の子供の運動不足解消にお役に立てれば。お子様世代など若い人にけん玉を知っていただき、三山ひろし、演歌を知ってもらえるきっかけになれば」と意気込んだ。

 コロナの影響により、三山も予定していたコンサートが延期になった。「今は自粛だから毎日ヒマ。在宅でプラモデルを作っている」とジョークを飛ばす一方で「コンサートにはご年配の方、持病を持ってる方もいらっしゃる。今の状態では開催するのは難しい。家族と過ごす時間ができたと前向きにとらえるしかないのかな」と真剣な表情も見せた。

 NHK紅白歌合戦でも披露しているけん玉の実力が有名な三山だが、ほかにも多くの趣味を持っている。自身で話したプラモデルのほか、カブトムシを100匹飼育したり、ドローンを駆使して自身の楽曲のミュージックビデオを撮影するなどしているという。実はまだ、三山の公式ユーチューブチャンネルは未開設。「もし自分の正式チャンネルができたら、せっかくやっている趣味があるので、カブトムシの飼い方など趣味探訪として発信できたら」と意欲をみせた。今回の動画の評判が良ければ、ユーチューバーデビューの可能性もありそうだ。