志らく「安倍首相のカンペを取り上げちゃえ」下向き答弁に苦言

2020年03月16日 10時41分

立川志らく

 落語家の立川志らく(56)が16日、司会を務めるTBS系朝の情報番組「グッとラック!」で、安倍晋三首相(65)に注文をつけた。

 番組では新型コロナウイルス感染拡大問題を特集。安倍氏とトランプ米大統領(73)について「明暗が分かれた会見」と伝えた。安倍氏は「現時点で緊急事態を宣言する状況ではない」と述べ、経済政策について具体策を出さなかった。一方、トランプ氏は「国家非常事態」を宣言し、500億ドル(約5兆4000億円の追加費用を打ち出した。

 安倍氏の会見は約52分で終了。志らくは「予定があるから、このへんで打ち切りにしますとおっしゃってましたけど、お忙しいのは分かるんだけども、こういうような状況だから、予定をあまり入れずに、とことんやってくれたほうが、我々は安心すると思うんですけどねえ」と話した。

 元厚労相で前東京都知事の舛添要一氏(71)は「細かいことを言わず『非常事態宣言』『追加費用500億ドル(約5兆4000億円)出す』と大事なことを先に言って分かりやすかった」とトランプ氏の会見に軍配を上げた。安倍氏については「国民の感覚とずれている。誰も非常事態なんて意識していない。(センバツ中止で)甲子園球児の皆さんごめんなさいとか、卒業式どうだなんて、どうでもいいこと」とバッサリ。「ウイルス対策とか専門家会議の皆さんが言って、メディアが伝えていたこと。そんなことを聞きたくて待っていたわけではなく、経済対策をどうするのか、一斉休校をいつまでやるのか、私たち親はどう耐えればいいのかを聞きたかったんだけど、それが最後に来ちゃった」と続けた。そして「私はいま国会議員じゃないからわかるけど、国会議員と官僚と政治記者。国会村の論理になっている。特措法で非常事態って、そんなことばかり議論しているから、それしか頭にない。国民は他のことを考えている。あまりにかけ離れている」と指摘した。

 怒号と質問が飛び交った会見について、舛添氏は「答弁するときに下をむくなってことですよ。事前の打ち合わせをしているのか?と思うくらい。だって、下を向いて読んでいるんですよ」とチクリ。志らくが「なんで読むんですかね」と聞くと「自分の頭に入ってないからですよ」とあきれ顔。志らくが「カンペを取り上げちゃえばいいんです。自分の言葉で『大丈夫だ』っていうのをリーダーに求めているんだから」とコメントした。