退院した伊集院静氏 令和初の新社会人にメッセージ「社会の水も風も、甘くもないし厳しいぞ」

2020年03月12日 16時33分

伊集院静氏

 今年1月にくも膜下出血で倒れ緊急手術を受けた作家の伊集院静氏(70)が2月に退院していたことが12日、分かった。所属事務所が「手術は無事成功し、後遺症も全くなく先月病院を退院致しました」と発表した。

 伊集院氏のコメントは以下の通り(原文ママ)

 先日、突然の入院以来、皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたが、その後、手術も無事成功し、施術をして頂いた病院の担当の先生、スタッフ、看護師の皆さんのご尽力で、先月、病院を退院いたしました。後遺症は全くなく現在はリハビリ病院でリハビリに励んでおります。毎日三キロ近くの散歩を始めています。今月中旬にはリハビリ病院も退院できることになりましたことをご報告いたします。

 仕事始めはゆっくりと考えてはおりますが、毎年、四月に新しく社会人となった若者へ贈るメッセージだけ執筆いたしました。“令和初の新社会人諸君。今君たちがそこに立っていることを偶然と思うな。偶然は神様の采配である。社会の水も風も、甘くもないし厳しいぞ”と相変わらずの伊集院です。

 小説、エッセイ等の連載は随時、再開の予定ですが、入院前よりは少しペースをゆっくりしようと思っています。

 最後に、入院中、多くの方々からお見舞い、メッセージを頂き有難く思い、勇気付けられました。お礼と感謝の意を文面にて失礼とは思いますが、重ねてお礼申し上げます。入院中、静かに見守って下さったこと、感謝しております。

 令和二年三月十二日

 伊集院静