18回目を迎えた“ひとり芸日本一”を決める「R‐1ぐらんぷり2020」は8日、都内で行われ、「マヂカルラブリー」野田クリスタル(33)が優勝。エントリー総数2532人の頂点に立ち、賞金500万円のほか副賞として大会の様子を生中継したフジテレビの冠番組を獲得した。

 今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、異例の無観客開催。大きな笑い声がない異様な雰囲気の中、決勝ファーストステージはA~Cの3つのブロックに分かれて行われ、Aブロックから野田クリスタル、Bブロックは「すゑひろがりず」南條庄助(37)、Cブロックは復活ステージを勝ち上がった大谷健太(34)がファイナルステージに進出。3人が改めてネタを披露した結果、野田クリスタルが「ひとり芸日本一」の称号を手にした。

 審査員は桂文枝(76)、関根勤(66)、久本雅美(61)、陣内智則(46)、友近(46)、勝俣州和(54)の6人が務め、昨年は行わなかった「お茶の間d投票」の復活に加え、ツイッターのアンケート機能を利用した投票も実施。MCは「雨上がり決死隊」蛍原徹(52)とフジテレビ・三田友梨佳アナウンサー(32)に加え、昨年覇者の「霜降り明星」粗品(27)が担当した。