「東京事変」ライブ“敢行”に賛否 YOSHIKIは否定的も関係者の生活は…

2020年03月02日 17時00分

 政府の要請を受けて、芸能界でもEXILEやPerfumeらが次々とライブを中止・延期している。吉本興業も主催公演の中止・延期を発表するなど自粛ムードの中、歌手・椎名林檎(41)がボーカルを務めるバンド「東京事変」は先月29日、東京国際フォーラムでのライブを“敢行”した。

 2012年2月29日に解散した東京事変の8年ぶりの復活ライブ。会場のスタッフはマスクに手袋という完全防備で、入り口では検温実施や消毒液の協力を呼びかける案内が張られるなど、物々しい雰囲気でスタートした。

 バンドやファンにとって、解散した2月29日というのは意味がある日だが、それでも他の多くのアーティストが自粛しているにもかかわらず決行したことに、賛否の声が巻き起こっている。

 このニュースが大きく取り上げられていることを意識したのだろう。X JAPANのYOSHIKIは1日、ツイッターを更新。「BAND仲間、そしてそのファンのみんなへ」と書き出し、「自分は決して人の模範になれるような人ではないけど、こういう時の判断は間違わない。苦渋の決断を伴うかもしれないけど、今このタイミングで、コンサートを行う行為、及び参加は、危険な行為だと思う…全ての人々に対して」とツイート。「みんなの安全を祈っています」と締めくくった。

 公演を中止・延期したら、それこそ生活が成り立たず、倒産・破産に追い込まれる人がいることも忘れてはいけない。芸能関係者は「今回のようなライブを自粛した場合、保険が下りる可能性は低い。となると、体力のある芸能プロダクションならば何とかしのげるだろうが、小さいプロダクションとなると、キャンセル料などを払っていたら体力的にもたない。潰れるところも出てくるのでは」。

 これからも難しい判断を迫られるケースは増えていくはずだ。