松本まりか ドラマで実感した日本社会の現実と闇「ぜひ知っていただきたい」

2020年02月27日 23時34分

左から北村有起哉、那須雄登、橋本愛、松本まりか、増田貴久、小林監督、柚月裕子

 ソフトバンクの白戸家CMで注目を集める女優・松本まりか(35)、2世俳優の北村有起哉(45)らが27日、都内で行われた「連続ドラマW パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件」(WOWOW、3月7日午後10時)完成報告会に出席した。全5話で、第1話は無料放送される。

 2018年に映画化され、第28回東京スポーツ映画大賞など映画賞を総なめにした「孤狼の血」で知られる美人作家・柚月裕子氏(51)の原作。橋本演じる市役所の福祉課職員が、先輩ケースワーカーの不審死をきっかけに、生活保護や貧困ビジネスにまつわる社会の闇と向き合い、希望を求めて葛藤する姿を描く。“伝説の漫才師”上岡龍太郎(77)を父に持つ小林聖太郎氏(48)が監督を務めた。

 物語のカギを握る謎の美女役を演じる松本は「社会のスポットライトを浴びない部分を知って、同じ日本でこういうふうに生きている人たちがいる、こんな現実があるんだと分かった。皆さんにも、ぜひ知っていただきたい」と呼びかけた。

 劇中で不慮の死を遂げるケースワーカーは、生活保護受給は当たり前の権利だと考え、受給者を利用者、クライアントと呼び、思いやりを持って接する。松本は「皆がそういう思いを持てたら、もう少しいい社会になるんじゃないか。とても感銘を受けた」と語った。

 また、北村は「回が進むに連れて展開が早くなり、ハラハラドキドキさせられる。日本の社会問題とリンクしてとても読み応えのある作品」と原作を絶賛した。

 北村の父は文学座の看板俳優として鳴らした名優の故北村和夫さん。偉大な父に憧れて俳優を志した北村は、女優の高野志穂(40)と13年に結婚し今月、第2子が誕生した。「撮影期間中で、たまたま撮影のない日に生まれた。撮影中だったらハラハラしていたかも。死ぬまで働きます!」と、愛する我が子のためにますます仕事に力が入りそうだ。

 イベントにはジャニーズグループ「NEWS」の増田貴久(33)、「あまちゃん」(NHK)「同期のサクラ」(日本テレビ系)の橋本愛(24)、ドラマ初出演となるジャニーズJr.「美 少年」の那須雄登(18)も出席した。