仮面女子・猪狩ともか「車椅子でも楽しんでいる姿を発信していきたい」

2020年02月18日 17時00分

17日の公演でファンの声援に応える猪狩(手前)

 今後はユーチューバー活動だ。車椅子アイドルとして活動する仮面女子・猪狩ともか(28=スチームガールズ)が17日、東京・秋葉原で開催された公演で、グループからの卒業を発表した。

 2018年4月、強風で倒れてきた看板の下敷きになり、脊髄を損傷。下半身まひで車椅子生活になったが、事故から約4か月後には秋葉原の常設劇場「仮面女子カフェ」で復帰を果たし、活動を継続してきた。

 卒業を決意した理由については「事故で車椅子生活になった。パラスポーツなど今まで自分が歩んでこなかった道を個人として活動していきたいと思った」。卒業後も事務所に在籍し「ユーチューブチャンネルを開設して、車椅子でも楽しんでいる姿をいっぱい発信していきたい。自分が街に出てバリアフリーチェックをしたり、バンジージャンプを楽しんだりとか」。ファンを前に「仮面女子という存在に何度も救われた。きっと仮面女子にいなかったらケガをした時に帰ってこれる居場所はなかったと思う」とおえつ交じりに語った。

 猪狩はこれまでの活動、パラスポーツへの挑戦が評価され、パラリンピック応援大使、SAITAMA PRIDEスペシャルPRサポーターに就任。バリアフリーの啓蒙活動を推進している。

 芸能プロ関係者は「東京五輪、パラリンピックが開催される年に、猪狩の目線でバリアフリーの発信をユーチューブで行えば、若者の関心を集めることが期待できる」と話している。

 猪狩は9月19日、Zepp羽田で行われるワンマンライブを“ひと区切り”にする。卒業式の日程は後日発表される。