槇原容疑者とパートナーA氏をつないだNHK朝ドラ女優

2020年02月19日 11時00分

“ブサイク犬”が好きな?槇原容疑者

 覚せい剤取締法違反(所持)などの疑いで警視庁に逮捕された人気シンガー・ソングライター槇原敬之容疑者(本名・範之=50)に意外にも女性、しかも人気女優との接点が本紙の取材で浮上した。事件のキーマンは、20年来のパートナーで、槇原容疑者を警察に“売った”格好の個人事務所元代表A氏(43)だが、2人をつないだ“恋のキューピッド”が実はNHK朝ドラ女優だったのだ。

 槇原容疑者とA氏は、1999年の最初の覚醒剤事件で共に捕まる前から深い仲だった。パートナー関係は2018年3月、A氏が2度目の覚醒剤事件で事務所代表を追放されるまでの実に20年間だ。

 99年当時、捜査にあたった警視庁本富士署は、同年4~5月に扱った事件の容疑者や関係者数人から「槇原がシャブやっている」との情報を得て、同6月から内偵を開始。同8月26日朝、当時の南青山の槇原宅マンションに踏み込み、一緒にいたA氏とともに現行犯逮捕した。

 リビングのソファに掛けてあったカバーをめくると、2人お揃いの“覚醒剤吸引セット”があり、それぞれに覚醒剤の結晶約0・5グラム入りの小さいプラスチック容器が入っていたのだ。ただ、2人の間柄については当時、同署も「前から一緒にいたかは分からない。どの程度の友人かも分からない」と本紙に話すのみだった。

 その3か月後のA氏の初公判で、2人が知り合ったのは前年の98年1月下旬だったことが明かされた。だが、出会いのきっかけなどは、槇原容疑者の裁判でも触れずじまい。「マッキーは伝言ダイヤル(当時ゲイの間で主流だった出会いツール)でよく遊んでたから、伝言で知り合ったんじゃない?」とA氏の知人もよく知らなかった。

 だが、2人を引き合わせたのは、なんと人気女優Bだったことが、このほど判明した。槇原容疑者をよく知る芸能関係者が声を潜めてこう語る。

「当時マッキーと同じ代官山のマンションに住んでいて顔見知りだったBは、たまたま誰かに連れて行ってもらった新宿歌舞伎町のオカマバーでA氏とも知り合ったそうです。A氏は『桃山金太郎』の源氏名で人気の店子だったんですよ。接客でついた金太郎に、Bが好きなタイプを聞くと『断然、マッキー!』と答えたそうで、それならばとBはマッキーとの仲を取り持ってあげたんです」

 Bは芸歴は長く、ドラマや舞台、映画、バラエティーとマルチに活動。NHK連続テレビ小説の国民的ドラマでヒロインを演じ一躍ブレークした。明るくサバサバした性格で男友達が多く酒豪。LGBTの友人もいるらしく、A氏とは意気投合したようだ。

 槇原容疑者は、同業の大御所ゲイから「何しろ引きこもりで業界に友達がいない」と言われたが、フレンチブルドッグやパグなどの“ブサイク犬”が大好きで、犬つながりだと開放的になることで知られる。

 Bも犬好きで、槇原容疑者がA氏との“見合い話”に乗ったのは想像に難くない。前出の芸能関係者によれば「自分がくっつけた2人が翌年に覚醒剤で捕まり、Bもそりゃあショックでしたよ。『私があの時、引き合わせなければ、こんなことには…』と嘆いてました」。

 A氏と出会った98年1月は、槇原容疑者がシングル「足音」をリリースしたころだ。長野冬季五輪(同年2月)の聖火リレー公式応援ソングだが、マッキーファンによれば「歌詞を見たら分かるけど、ゲイの応援歌としても知られる名曲」だという。その歌詞で唯一悲観的なのが「ぼくらの行く先には何もないから」という一節。今となっては皮肉にしか聞こえない。

【覚醒剤を2瓶に分けて仲良く…】1999年の裁判によると、A氏が覚醒剤をやり始めたのは97年ごろから。新宿などのクラブで知り合った仲間に譲ってもらったのが最初で、当時押収された計約1グラムは「(歌舞伎町に近い)大久保の方に買い物行ったときに突然(外国人の売人から)声を掛けられて買った」という。

 翌98年初めに槇原容疑者と知り合い、その1週間後には「一緒にやろう」となった。覚醒剤については「自分も(槇原容疑者と)知り合った当初、知ってましたし、槇原君の方も知ってて、どちらからともなくそういう話が出ました」とのこと。

 一方、槇原容疑者は当時の裁判で、覚醒剤の用途について「曲が書けない、歌えないというスランプは全くなかったので、そういうことではありません」「私生活では使っていた」と強調。A氏の供述によると、2人は覚醒剤を「深みにはまらないように、バロメーターとして2瓶に分けていた。どっちかが早くなくなったら、残りを相手に使わせていた」という。

 何のために使っていたかは言わずもがな。芸能関係者は「ある音楽関係の男性がマッキーの大ファンで、ゲイのダイヤルQ2で本人と知り合った。同じ大阪出身で曲とか作ってたから話も盛り上がり、南青山のマンションにも通ってた。実は彼も当時シャブ中だったんだけど、あいにくマッキーは彼に性的興味がなかった。彼は当時のA君とマッキーのラブラブぶりをよく知ってますよ」と話している。