香取アートに込められた狂気と闇 SMAP時代の波瀾万丈な人生を表現

2020年02月07日 17時00分

壁画を公開した香取慎吾

 香取アートの特徴は「心の闇」を描くこと?

 タレントの香取慎吾(43)が6日に東京・渋谷区の青山学院大学で行われたアートプロジェクト「壁画『Be the Difference』」除幕式に登場。青山学院の学生の依頼に応え、高さ約2・5メートル×横幅約11・5メートルの壁画(ステンレス)アートを制作した。これまで多くのアートを制作している香取の作品の中でも、最大級だという。

 香取は「壁画のテーマ『人間のそれぞれの違いをまるっとハグしたい』のあまりの大きさにうろたえました」。今回、初めて壁画が東京に飾られることになり「東京の街が好きだからうれしい。この壁画を見に来る方を、僕が見に来ると思います」と喜びを表した。

 その壁画の中心には大きなハートが。

「ハートの真ん中は壊れています。傷ついたハートは自分だけで立ち直れない。みんなの愛や助けで生きていることを表現したかった」と明かす。

 このハートの壊し方もなかなかなものだった。日常生活では使わないような大きなハンマーで叩きまくったというのだ。

「みんなが見たことがないようなハンマーでガンガン叩きました。でも、ステンレスって頑丈で。本当はもっと穴をあけたかったけど」と苦笑いしたが、そこに香取の「狂気」も垣間見える。

 ワイドショー関係者は「香取さんといえば、笑顔のイメージですが、アーティストとしての創作物はダークなものも多い。それは人間をリアルに描いているから。『負の感情』から目を背けることなく、それも笑顔で受け止めようという意図がある。SMAPとしての波瀾万丈な人生が、そこに表現されている」。

 壁画の中には香取が作ったダークキャラである「黒うさぎ」もひそかに描かれている。香取の狂気を目の当たりにできるかもしれない。