6日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」は、この日、合成麻薬「MDMA」などを所持した麻薬取締法違反の罪に問われた女優・沢尻エリカ被告(33)に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)が言い渡されたことを特集。コメンテーターの梅沢富美男(69)は、沢尻被告の芸能界復帰に反対の意向を示した。

 沢尻被告は先月31日の初公判で女優復帰の意思がないことを表明した。番組では昨年6月にコカインを摂取した麻薬取締法違反の罪で有罪判決(懲役1年6月、執行猶予3年)を受けたミュージシャンで俳優のピエール瀧(52)が、逮捕から11か月で俳優業を再開することにからめ、早期復帰の可能性があるのではないかとの報道を紹介した。

 梅沢は「執行猶予3年というのは重いですよ。やっぱり、またやるんじゃないかという懸念があるから3年になったんじゃないかと思う」と推察。「こういうことをしたら芸能界に復帰しちゃダメだよって何回も言ってるの。なぜかっていうと、抑止力にならないから」とこれまで薬物事件で主張し続けた通り“復帰NG”を突きつけた。ただ「本人が復帰したいって言っても使ってくれるところがなければ復帰はできない。まあ、クライアントがいいって言うんだったらしょうがねえんじゃないの。それだけのリスクを背負って立つんだから」と話した。

 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(40)は「裁判官が再犯を心配していると言及しているのは、かなり異例」と指摘。「執行猶予の3年間、尿検査とか毛髪検査の結果を毎月、しかるべきところに提出するとかしてもいいかと思います」と更生と再起への道をアドバイス。橋本マナミ(35)は「いつかは復帰してほしいと思います。女優としてすごく見たい方なので」と容認。ただ「テレビじゃなくて、お金を払って見る人が選べる映画とかだったらいいんじゃないかな」と話した。