沢尻エリカ被告 裁判官の「一人の社会人として年齢相応になってほしい」に何度もうなずく

2020年02月06日 16時08分

沢尻被告を乗せたと思われる車両に群がる報道陣

 合成麻薬「MDMA」などを所持した麻薬取締法違反の罪に問われた女優・沢尻エリカ被告(33)の判決公判が6日、東京地裁で開かれ、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)が言い渡された。

 沢尻被告は先月31日の初公判時と同様、黒のパンツスーツ姿。

 起訴状によると、同被告は昨年11月16日に、自宅でカプセルに入ったMDMAの粉末約0・198グラム、LSDを含んだ紙片と液体約0・601グラムを所持したとされる。

 裁判官は量刑について「自宅で複数の麻薬を所持した。かねて規制薬物を入手できる知人と付き合いを重ね、イベント等の際に薬事作用を求めて自分で購入した。発覚しなければよいなどという安直な動機に基づく犯行で、相応の非難に値する。刑事責任を軽くみることはできない」と断罪。液体のLSDは知人女性から購入したことも初めて明かされた。

 続けて「様々な方々に迷惑をかけ、信頼を失った。他人を思いやる気持ちが十分になかったように思います。これからは一人の社会人として年齢相応になってほしい」と説諭。その間、沢尻被告は小さく何度もうなずいた。

 この日の公判は一般傍聴席19に対して915人が並び、倍率は48・1倍だった。初公判は2229人が列をなし、倍率は117・3倍。

 関係者によると、沢尻被告は近日中にも保釈後に入った都内の病院を退院する見込みという。