巨人の元エース・桑田真澄氏(51)の次男でミュージシャンのMatt(25)が、現役時代に父が活躍した東京ドームで歌うことを目指すことを明かした。

 Mattは3日、都内で開催された映画「マレフィセント2」のMovieNEX発売記念イベントに出席した。これは、米女優のアンジェリーナ・ジョリー(44)が「眠れる森の美女」に登場する悪役のマレフィセントを演じたヒット作の続編。それにちなんでMattは、マレフィセントをイメージしたツノを頭につけて登場した。

 衣装については「この服はオートクチュールでデザインから携わった。メークも全部マレフィセントに寄せるのではなく、自分を出して。“マト”フィセントでやってます!」と笑わせた。

 昨年は、自ら作詞作曲した楽曲「予想もつかないStory」をリリース。先月17日には、テレビ朝日系「ミュージックステーション」で歌声を披露し話題となった。

 今年の活動方針については「音楽は小学校1年生からやっていて、最初はピアノ、いろんな楽器をやって、大学では作曲をしていた。一番長くやっているのが音楽。これからはバランスを考えて音楽を多めにやりたい」と明かした。

 さらに「いつかお父さんと同じ舞台である東京ドームに立ちたい。実現したら、泣きすぎて歌えないかも」と目を輝かせた。

 メーク、画像加工で知られるMattだが、大学で音楽を専攻しており、楽器演奏や歌もプロ並みの実力を誇る。昨年の大みそかに放送されたNHK紅白歌合戦では、演歌歌手・天童よしみと共演し、ピアノ演奏を披露した。

 レコード会社関係者は「とにかく多才なので話題に事欠かない。Mステで披露した歌声は、美声だと若者を中心に話題を集めている」と指摘する。父と同じ舞台に立つ日は来るか?